似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）

似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）


彼女が愛だと信じているモノ♪（＝＾．．＾＝）

そは似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）

彼女が友達だと思っている縁♪（＝＾．．＾＝）

そは似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）

彼女が命を捧げている対象♪（＝＾．．＾＝）

そは似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）

似て非なるモノは何も産み出さず♪（＝＾．．＾＝）

何をも輝かせることがない♪（＝＾．．＾＝）

ただただ己が身の内に取り込み♪（＝＾．．＾＝）

真の幸福から関わるモノたちを遠ざける♪（＝＾．．＾＝）

それは茶番を通り越した悲劇をうみ♪（＝＾．．＾＝）

出口のない焦燥へと駆り立てる♪（＝＾．．＾＝）

己が足元に気付いた時はすでに♪（＝＾．．＾＝）

我に残るのは凍りつくような深傷(ふかで)しかない♪（＝＾．．＾＝）

失った信用は誰も埋めることなく♪（＝＾．．＾＝）

拡がった虚空は我が手で埋めるしかない♪（＝＾．．＾＝）

例え血の涙がいく筋流れても♪（＝＾．．＾＝）

それさえハイエナを呼び寄せる餌でしかない♪（＝＾．．＾＝）

似て非なるモノは時に上質の衣をまとい♪（＝＾．．＾＝）

これ以上ない甘美さをたたえて♪（＝＾．．＾＝）

ワナに陥るものを幻惑してゆく♪（＝＾．．＾＝）

あらゆる理性や警戒心を成功という名でごまかし♪（＝＾．．＾＝）

すっかり麻痺した魂を取り込んで肥え太る♪（＝＾．．＾＝）

神の侵すべからざる領域を踏み越え♪（＝＾．．＾＝）

踏み絵の上に踏み絵をさせては♪（＝＾．．＾＝）


己の安定のための生け贄を常に求めている♪（＝＾．．＾＝）

生け贄になったけなげな魂たちは♪（＝＾．．＾＝）

私たちこそが知に溢れ尊いのだと♪（＝＾．．＾＝）

麗しき錦の美旗を振りかざしては♪（＝＾．．＾＝）

無垢なる魂を巻き込んで進軍してゆく♪（＝＾．．＾＝）


嗚呼！それは蠱惑の足音を立て♪（＝＾．．＾＝）

突き進むだけ突き進んでは♪（＝＾．．＾＝）

己の帰る橋さえ壊しながら進むのだ♪（＝＾．．＾＝）

なんという壮大なアイロニー(皮肉)♪（＝＾．．＾＝）

人ですらなくなった白蟻の群れは♪（＝＾．．＾＝）

今日も誰かを骨の髄まで喰いあらしては♪（＝＾．．＾＝）

陶酔の微笑みを浮かべて去ってゆく♪（＝＾．．＾＝）

もう帰る場所さえ潰えたというのに♪（＝＾．．＾＝）

嗚呼！似て非なるモノ♪（＝＾．．＾＝）

汝にはもう名すら無い♪（＝＾．．＾＝）

本来、己が寄って立つべき♪（＝＾．．＾＝）

この世における我が名さえも♪（＝＾．．＾＝）

汝らには残っていない♪（＝＾．．＾＝）

この広い宇宙の中で♪（＝＾．．＾＝）